近況について
皆さまご無沙汰しております。我です。
4月から大学院に通って早2か月、こちらの更新を全くしておりませんでしたので、自分の中での整理を兼ねて近況の報告をさせていただきます。
我は現在、某大学院にて漢語方言について研究をしております。具体的な研究内容などの言及は控えますが、以下に自分用のメモついでに読んだ/読んでいる・これから読む書籍を挙げますので、そこから察していただければ幸いです。
〇最近読んだもの
泉田英雄(2006)『海域アジアの華人街:移民と植民による都市形成』学芸出版社
榎本泰子(2009)『上海 多国籍都市の百年』中公口論新社
大島正二(2017)『唐代の人は漢詩をどう詠んだか』岩波書店
上東輝夫(1999)『東マレイシア概説:サバ・サラワク・ラブアン』同文舘出版
川崎有三(1996)『東南アジアの中国人社会』山川出版社
中国モダニズム研究会(2014)『中国現代文化14講』関西学院大学出版会
——(2000)『チャイナタウン:世界に広がる華人ネットワーク』丸善
——(2002)『東南アジア華人社会と中国華僑:華人・チャイナタウンの人文地理学的考察』古今書院
——(2019)『世界のチャイナタウンの形成と変容:フィールドワークから華人社会を探求する』明石書店
李思敬著、慶谷壽信、佐藤進編訳(1987)『音韻のはなし:中國音韻学の基礎知識』光生館
〇読んでるもの/これから読むもの
[中国語]
陈晓锦(2003)《马来西亚的三个汉语方言》中国社会科学出版社
——(2014)《东南亚华人社区汉语方言概要》世界图书出版社
高本汉著、赵元任,李方桂合译(1940)《中国音韵学研究》商务印书馆
广州市地方志编纂委员会(1996)《广州市志:华侨志;穗港澳关系志》广州出版社
何耿镛(1993)《客家方言语法研究》厦门大学出版社
李荣(1956)《切韵音系》科学出版社
李如龙(2000)《东南亚华人语言研究》北京语言文化大学出版社
李新魁(1986)《汉语音韵学》北京出版社
罗肇锦(1984)《客语语法》台湾学生书局
王力(1988)《王力全集 第九卷:汉语史稿》山东教育出版社
[日本語]
朝倉純孝(1991)『マライ語四週間』大学書林
アジア経済研究所編(1961)『マラヤの華僑と印僑』東南アジア経済研究所
今井昭夫(2022)『射精道』光文社
川口幸大、稲澤努編(2016)『僑郷 華僑のふるさとをめぐる表象と実像』行路社
裘錫圭著、稲畑耕一郎、崎川隆、荻野友範訳(2022)『中国漢字学講義』東方書店
地球の歩き方編集室(2023)『地球の歩き方 マレーシアブルネイ 2023~2024』Gakken
田中恭子(2002)『国家と移民:東南アジア華人世界の変容』名古屋大学出版会
塚田誠之編(2010)『中国国境地域の移動と交流 近現代中国の南と北』有志舎
藤巻正己、瀬川真平編(2003)『現代東南アジア入門』古今書院
ファリダ・モハメッド、近藤由美子(2019)『ニューエクスプレス・マレー語』白水社
南亮三郎(1963)『マラヤ・シンガポールの人口構造』アジア経済研究所
ミルトン・オズボーン著、山田秀雄、菊池道樹訳(1987)『東南アジア史入門』東洋経済新報社
吉川幸次郎(1986)『中国文学入門』講談社
リン・パン著、片柳和子訳(1995)『華人の歴史』みすず書房
(6/11/2023時点)
修士課程以後の進路、つまりは博士課程or就職の決定はTwitterでの通り、2023年10月10日に決定・報告いたします。
辞書レビュー等々は書く時間が全くないのでしばらくお休みします。
P.S.
パソコンまた買い替えたのでまた金欠になりました。誰か恵んで。